革職人の靴磨き
「革職人やってます。」って言うとかなりの確率で「靴を作って欲しいです。」(季節によりサンダル)と言われます。
そんな守備範囲広くねーよ!(丁寧に理由を説明し断ります。)
全然違からね!財布と靴って!
寿司職人に「その熟練の技でロレックスに勝る時計を作って下さい。」って感じだよ!(あくまで個人的意見です。)
なかには「へぃ!江戸前寿司職人の技お見せしやすぜ!ベルトは海苔ですかい?メタリックにコハダでいきやすか?」なんて事があるかもしれません。(ありえません)
私は靴は作れません。しかし、靴磨きに限ってはできます。財布さんも好きですが靴さんの方がもーと好きです!!
革職人になる前は靴磨きの仕事に携わり、靴磨き職人になろうかと本気で悩んでいました。今は要望があればするくらいですね。
靴を磨いてる時は、自分の心も磨いてるんです!キラッ!
なんて事をいつかインタビューされた時に言おうと考えています。
そんな妄想をしながら恍惚とした表情で靴のブランドをブツブツ呟いているから友達が減るんですよね。わかります。
たまったオーダーを一通り作製したので少し時間に空きができたので靴磨きました。(そんなに仕事は溜まってないしそもそも注文があまりきてない)
さて財布の型紙でもつくりますかな。